OUTLINE
JR東海道本線(琵琶湖線)南草津駅から徒歩12分、自社マンションプロジェクト第5段目「R-Ⅵ Court」。住宅拠点として今も人気が高く、多種多様なニーズが求められる草津エリア。その全てに応えるべく誕生した「R-Ⅵ Court」は建設コスト削減の為に壁式鉄筋コンクリート造を採用するも開放性と自由な平面計画を維持し、全48⼾に対し10タイプとバリエーション豊かな計画を実現しました。
CONCEPT
かつて野路宿として栄えた東海道エリアに位置する「R-Ⅵ Court」。厳しい日影規制の中、セットバック形状で町家風のデザインを採用し法適合と意匠性を両立。⽡葺の住⼾が立ち並ぶ周辺環境との調和の中にコンテンポラリーなデザインを取り⼊れ存在感のある外観を演出しました。共用部の仕上げは、現代的なデザインながら風合いのある素材を選定し“和”との調和を図りました。
DATA
- 所在地
- 滋賀県草津市
- 用途
- 共同住宅
- 建築主(発注者)
- 楽総合計画株式会社
- 設計年度
- 2022年3月
- 施工者
- 株式会社桑原組
- 構造
- RC造(壁式)
- 階数
- 地上5階
- 延床面積
- 1962.78 m²
COMMENT
本プロジェクトにおいて現代の生活様式にあった間取りや生活環境の構築を大切に設計しました。
その中でも1階住⼾は全住⼾専用庭付きで4階及び5階の5住⼾はルーフバルコニーを完備し、2LDKの住⼾では吹抜けが開放的なメゾネット形式を採用。近年高まった巣ごもり需要にうってつけのアウトドア気分を満喫できる計画としました。
また、マイカー保有率減少に伴う空き駐車場対策としてカーシェアを導⼊。⼊居者は車の維持費なく必要な時だけ利用できる為、⼊居率を高める付加価値も向上させました。